文の練習 

文について練習しながら考えるためにブログを書きます。 書かれることの大半はフィクションです。

2012-06-06から1日間の記事一覧

走り書き1

「社会と、気軽に繋がっている[ように思える]為の道具を断とうとしている。SNS・携帯・等々。モバイル、とは«何を»持ち運ぶことを可能にしているのか。連絡の取りやすさである。しかし、なぜ、連絡の取りやすさが価値を持つのか。間を持たせる為だろうか。…

天麩羅

西宮に帰るとほとんど必ず寄る、近所の天ぷら屋がある。そこの天ぷらを祖父は大変好いていて、一緒に行く。店の看板は「天がゆ」という。達筆過ぎて、「ゆ」が「い」に見え、祖父は「天がい」と呼ぶ。私は、末尾を「ゆ」と「い」の間で発音している。少し前…

「文」 一、

「文」 一、 文について、はじめに、何度でも立ち向かわねばならず、また出来る限り誠実であろうと思う問題について記す。誰にも要請されていないのに、文を書くとはどういうことか。あるいは、誰にも要請されていないのに書かねばならない文とはどういうも…